科学では、人間をどのようなものと捉えているか
人間をひとつのものと捉えたとき、それはどのような機能をもつのか。
まずは、小嶋祥三さんの論文から考えてみると、
「人間は、目標指向性の存在」である、と述べています。
何をするにも、必ず目標があり、
結果を想定しつつ、望ましい結果となるようにプロセスを変化させ続ける。
これは、意識的・無意識的に共通するものだと言われています。
そうであるとするならば、私たちが無意識に注目を集めてしまうものにも、
何かしらの目標がある、ということになります。
その色が見たいと無意識に思っていることもあるでしょうし、
見たくない色、目を背けてしまうものもあるでしょう。
どんな色に注目が集まりやすいのか、というのは、
どんな色を注目したいと脳が無意識に思っているのか
ということに直結するのかもしれません。
引用:
http://cognitivens.web.fc2.com/Ch1.pdf